心霊写真って、そもそも変だろ?

幽霊を考えた。
※写真の黄色矢印を見ていただきたい。

心霊ものはマジで怖い。テレビ番組の特集とか、あれは視聴者が怖くなるように演出してるんだろうけど、なぜか怖い。幽霊って、いるのかいないのかわからないけど、太古の昔から国を問わずにその存在は今でも物議をかもしている。

見てください、これが幽霊です、と幽霊を連れてきて見せてくれた人は誰もいない。もしそれができてたのなら、幽霊はとっくに解明され怖くもなんともない存在になってたかもしれない。トラやライオンやクマは人間にとって恐ろしい存在だけれど、それらを人間は熟知しているから、突然の恐怖に襲われずに済んでいる。幽霊と猛獣の決定的な違いがここにある。知らないものへの怖れが幽霊への怖れだと思う。

幽霊をいるとしよう。
幽霊とはこれこれこういうものであるなど定義はないのだけれど何もわからないけれどいるとしよう。そしてどこまで考えられるかやってみよう。

心霊写真というのがある。見るからに恐ろしい。いないはずの人が映っていたり腕が半分消えてたり。ぞぞぞ~、である。

ところで、写真ってなんだ?と考える。写真とは、物体に光があたり、その反射波にフィルムの感光板が反応し反射波を記録するものである。昔の写真はフィルムだった。フィルムに反射波の色と強度が記録された。いまはデジカメである。やってることは同じだ。反射波の記録の仕方が違うだけである。

写真の話は続く。写真に写るためには光を反射しなくてはならない。物質は光を反射する。だから写真に映る。心霊写真が撮れた、という。つまり、霊は光を反射しているのである。光を反射するのは物質である。さらに細かいことを言えば、物質を構成している電子が光を反射しているのである。
つまり、幽霊も物質からできているはずである。

人の目は光の波長が200nmから400nmくらいまでのものにしか反応できない。可視光という。可視光の波長外の赤外線や紫外線は見えないのである。さらにマイクロ波やX線はγ線を見ることはできない。
なぜか霊は可視光の領域の光を反射し心霊写真として写真に映る。しかも心霊写真の輪郭がくっきりしてるから、気体や流体などではなく常温で形を保っている物質である。

つまり、心霊写真に映る幽霊とは普通の物質と同じである。そうでなければ写真に映りようがないのである。幽霊だから特別ということはない。自然法則は物質も幽霊もすべてにおいて平等に成立するからである。

という幽霊考察でした。

そうそう、写真の黄色矢印の手も誰の手か知らないけど、明らかに手ですよ。

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